Mac復元ソフト 「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac」無料版使用レビュー

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Mac復元ソフトの「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac」を使用したのでご紹介します。

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EaseUS Data Recovery Wizard for Mac とは

2004年に設立したEaseUS Software社が提供するmacOS向けの無料データ復旧ソフトです。削除やフォーマットしてしまいアクセスできないデータを復元や、削除、非表示、紛失したやRAWパーティションからファイルを復元を行うことができます。
基本的な機能は無料で使えますが、2GBより大きなデータを復元したい場合や、年中無休のサポートが必要な場合は有料版を購入する必要があります。詳しくは以下のページをご覧ください。https://jp.easeus.com/mac-data-recovery-software/mac-drw-free.html

作業環境

今回は以下の環境で動作を確認しました。

  • iMac(Retina5K, 27-inch, 2017)
  • macOS Mojave 10.14.4(18E226)
  • EaseUS Data Recovery Wizard 11.9.1(ビルド20190220)

記事執筆(2019年5月11日)時では、EaseUS Data Recovery WizardはmacOS 10.14 – OS X 10.6に対応しています。

インストール方法

EaseUS Data Recovery Wizard for Macのページを開き、「無料ダウンロード」を押下します。ダウンロードした mac_drw_free.dmg をダブルクリックして開きます。以下のようなウィンドウが開くので、アイコンをフォルダへドラッグ&ドロップします。

インストールが完了すると、アプリケーション一覧に表示されます。

アイコンをクリックするとEaseUS Data Recovery Wizardが起動します。Fusion Driveの環境ですが、起動は大体10秒以内に終わりました。
スキャンする場所はドライブごとに選択が可能なようです。余計なものが少ない、シンプルな見た目で個人的には好印象です。

ゴミ箱から削除したテキストファイルは復元可能

今回は、USBメモリと削除する用に「hello world」と書かれたテキストファイル test.txt を用意しました。

念の為、ハッシュ値も取得しておきます。ハッシュ値とはざっくり言うと、入力したデータに対して特定のルールに従って生成した値を返すものです。削除したファイルと元のファイルが同じならば、以下のdから始まる英数字列が取れるはず。

$ shasum -a 256 test.txt d0083d8df0fbb4a4bf8ba6c85a8155abd392314fe99b2b61cefe476a46a9af32  test.txt

さて、このtest.txtを削除し、Macのゴミ箱を空っぽにしました。果たして復元できるのでしょうか。早速EaseUS Data Recovery Wizardでスキャンします。対象のドライブ(今回はUSBメモリ)を選択し、「スキャン」を押下します。

スキャン時間は全体で20分ほどでした。

test.txtが検出されました。「今すぐ復元」を押下します。

出力されていたファイルを開いたところ「hello world.」と書かれています。見事に復元されていました。

ハッシュ値も確認したところ、同じでした。

shasum -a 256 /Users/nakkaa/Desktop/EaseUSが復元したデータ\ 201905111542/ExFat_0001/UNTITLED/test.txt  d0083d8df0fbb4a4bf8ba6c85a8155abd392314fe99b2b61cefe476a46a9af32  /Users/nakkaa/Desktop/EaseUSが復元したデータ 201905111542/ExFat_0001/UNTITLED/test.txt

ゴミ箱から消したファイルは復元できることがわかりました。

ゴミ箱から削除した画像ファイルも復元可能

テキストファイルだけでは面白くないので、今度は画像ファイルでやってみます。画像は我孫子の唐揚げ蕎麦です。美味しかったです。

ハッシュ値も取っておきます。

shasum -a 256 IMG_2962.jpeg 
27201d4a4f911ba1bb55156f950ca8116a22d5e5b10715fdd8ab946c81bc82d2  IMG_2962.jpeg

USBメモリに入っている上記画像を、ゴミ箱に入れます。その後、ゴミ箱を空にしEaseUS Data Recovery Wizardを起動します。
結果ですが、復元可能でした。

出力されたファイルを見たところ、確かに唐揚げの画像があります。

ハッシュ値も一致しました。本当に復元された。

shasum -a 256 /Users/nakkaa/Desktop/EaseUSが復元したデータ\ 201905111634/ExFat_0001/UNTITLED/IMG_2962.jpeg 27201d4a4f911ba1bb55156f950ca8116a22d5e5b10715fdd8ab946c81bc82d2  /Users/nakkaa/Desktop/EaseUSが復元したデータ 201905111634/ExFat_0001/UNTITLED/IMG_2962.jpeg

削除とフォーマットしても復元可能か → ダメでした

USBメモリと削除する用に「hello world」と書かれたテキストファイル test.txt を用意しました。さらに、test.txtを削除し、Macのゴミ箱を空にした後にUSBメモリをフォーマットします。意地悪ですね。
フォーマット時にセキュリティオプションは特に指定しませんでした。

結果ですが、復元対象に表示されませんでした。どうやらフォーマットをしてしまうと復元できないようです。復元する際はフォーマットをしないように気をつけましょう。

(もしかして、有料版なら復元できるのでしょうか。)

あとがき

まずアプリケーションの良かった点ですが、

  • 画面に余計なものがなく、操作に迷わずにすんだ。
  • 余分な機能を積まず、復元に特化していて潔い。
  • データをエクスポートする画面で、ファイルの種類別に確認できるのは便利。

気になった点ですが、

  • データの探索範囲がディスク単位だったので、ファイルパス単位でも探索できると嬉しいと感じた。
  • 例えば、Documentsディレクトリ配下で削除されたファイルを復元するとかできると便利かなと。
  • 無料で使えるので仕方ないと理解できるが、起動する度に有料版へのアップグレードを勧めるウィンドウが表示されるのが若干煩わしく感じた。
  • フォーマットしてしまったUSBメモリでは使えなさそう。

無料で使え、USBメモリのデータ復旧には役立つので入れておいて損はないアプリケーションだと思います。(Apple純正のバックアップソフトにTimeMachineがありますが、これはMac内部のHDDのバックアップのみで外付けドライブは対象外なので。)
以上です。それではまた今度。

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