アドベンチャーゲーム「Core Keeper」のサーバーをLinuxで構築したので、立て方を備忘録として残します。
サーバー環境
- Ubuntu 22.04
- Core Keeper v1.0.0.1
- CPU: 3コア
- メモリ: 2GB(スワップ領域 2GB)
- SSD: 100GB
Dockerのインストール
Dockerを使えばサクッと構築できるので、インストールします。
Install Docker Engine on Ubuntu | Docker Docsを実施してください。
Core Keeper Dedicated Serverの導入
有志が公開しているDockerイメージ「Core Keeper Dedicated Server」を使います。
まずはgit cloneします。
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core.envの編集
docker-compose.ymlとcore.envを編集します。
GAME_IDは未指定だと自動で生成されるようです。(Y,y,x,0,Oを除く半角英数字28文字以上の文字列を記載する必要があります。)
WORLD_NAMEは好きなワールド名を記載します。
WORLD_SEEDはワールドのシード値を記載します。0だとランダムに生成します。
MAX_PLAYERSで同時接続ユーザー数を制限できるようです。
DISCORDに生成したGAME_IDの通知を送る場合は、DISCORD_HOOKを指定します。
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docker-compose.ymlの編集
これはやらなくても構いませんが、docker volumeを使いたくなかったので変更しています。
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Windowsのデータをサーバーへ移植
Windowsのローカル環境で遊んでいたワールドデータをサーバーに移植します。
新規ワールドで始める場合は不要な手順となります。
Windows版Core Keeperを起動し、メニュー画面で ctrl + alt + b
を押下します。
するとデスクトップにバックアップデータが作成されます。
このzipファイルを解凍し、scpでサーバーへ転送します。
転送したら、サーバー上の ~/core-keeper-dedicated/docker-compose-example/server-data
配下に移します。
サーバーの起動
docker compose up -d
を実行し、起動します。
GAME_IDの確認方法は docker compose logs |grep "Game ID"
です。Windows版Core KeeperからGAME_IDでゲームに参加できれば完了です。
サーバーの停止は docker compose down
を実行してください。
注意事項
Core Keeperは1分おきにデータをセーブする挙動らしく、サーバー停止に2分ほどかかります。
docker compose down
を押した後に、 ctrl + c
で強制的に停止できますが、セーブデータが巻き戻る可能性があります。
サーバー運用時には注意が必要です。
また、メモリ2GBでサーバーは動作しましたが、4GBくらいあるとより快適に動作するかもしれません。
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それではよき探検家ライフを。