ついに三十路になった。ぶひっ。
正直なところ30歳を迎えた実感は湧かない。中身は20歳の大学生の頃と大して変わっていない。肉体だけ歳をとり続けていると感じている。
誕生日前後は仕事が忙しい普通の日って感じだった。歳をとって嬉しいのは飲酒や喫煙が解禁される20歳くらいまでで、正直それ以降は歳をとりたくないという気持ちが強い。
周囲の友人知人が結婚をし、遊びに誘うのに遠慮が出てくるようになった。
入社当時30歳だった先輩が、年々遊びに誘える友達は減るから覚悟は決めておけよと言ってたが、それを痛感するようになった。
結婚願望はあるのだが、出会いがない上、出会いを探すこともせず社会人をダラダラとやっていたら、こんなになってしまった。
でも今更、マッチングアプリやら婚活やらで取り繕って出会える気もしない。にゃーん。
分かってはいるんだ出会いの場に行かないと出会いはないってことは。いや分かってないかも。分かってたらこんなにはなっていない。
収入についても、やっぱりITの派遣業は心許ないというか、都内勤務だが手取りがしょっぱい。
一人暮らしは難しい。できなくはないが、出るか出ないかわからないボーナス以外は貯金に回せないことが続いた。
就職時に人間関係が穏やかそうという理由で入社したが、その点ではミスマッチはなかった。
人間関係でのストレスは少ないし、仕事内容も最近は手に職をつけられそうなものを担当させていただいている。
客先の環境としてはとても良いところだと思う。入社して1〜2年目はめっちゃしんどかったし、それがあるから今があるので、これがなかったら自分ではない気もする。
ただ、給料が安すぎるんよな。物価高だしもう少し欲しい。単価上がったらしいし。
ITは転職して給料を上げるという風潮はあるし、会社を変えるしかないのだろう。転職活動から逃げてきたツケか。
逃げてばかりで先送りにしていたツケの支払いが近づいている気がする。なんとなくうっすらと。
これで良いんだろうか。まあ私将来のこと考えるの苦手だから数秒後にはケロってしてしまうんだけども。
10年前の自分が見たら驚くだろうが、アニメやラノベを全然見なくなった。
というか社会人になってから趣味のプログラミングもできなくなった。労働で気力を消耗するのか、趣味という趣味のほとんどができなくなった。
コロナ禍で出かけなくなって体力が落ちたからか、最近は特に顕著だ。土日はベッドに横たわって天井を眺めている。
ああ、でもたまには旅行に行くし(今年は宮崎にも北海道にも行けた。高かったけど。)、誘われてゲームをやるようにはなった。
MinecraftとかValheimを狂うようにやっていた時期もあった。500時間くらいは遊んだかもしれない。
あとは、MisskeyというActivityPubのソフトウェアを動かし始めた。暇つぶしには良いし、私はテキスト系SNSが好きなので合ってると思う。もっと早くに運用すればよかった。
でも結局、仕事が忙しくなると、横たわって天井を眺めることしかできなくなる。
まー、今の生活にも飽きて退屈だし、何か新しいことをしたいよねという気持ちはある。
何をしようか。何をしたら人生の暇つぶしになるだろうか。(それの一つが育児なんだろうか。)
とか、だらだら書いてたけど特に目標設定とかオチはないです。
書いたら少しは楽になった。
このままだらだらと四十路になるのだろうか。正気を失う前に終わりにして欲しいけれど。
終わり。