こんにちは、nakkaaです。
Windows 8.1、10、11のロック画面を無効化(非表示)にするフリーソフト「NoLockScreen11」
を公開しました。
このソフトを使えば、レジストリエディタを起動する必要もなく、ボタンをクリックするだけでロック画面を非表示(または再表示)することができます。
ロック画面とは
ロック画面とは、以下の画像のようなWindowsにログインした際にパスワードを入力する前に表示される画面のことです。
Windows8から登場し、10や11にも引き続き採用されています。
開発の動機
この画面を解除するには、キーボードのキーを押すかマウスでクリックする必要があります。
たとえ1クリックでも煩わしいため、無効化しようと思ったのがきっかけです。
ただ、ロック画面の背景画像や表示するアイコンはカスタマイズできますが、
設定画面からロック画面を非表示(無効化)する方法は用意されていません。
(WIndowsのPro Editionならば、グループポリシーで設定できます。)
ロック画面を非表示にする方法として主流なのは、レジストリエディタを使って値を書き込む方法ですが、 いちいち開いて確認するのも手間ですし、ボタン1つで変更できた方が気軽だと思い開発しました。
NoLockScreen11の使い方
- NoLockScreen11のページからダウンロードします。
- ダウンロードしたzipファイルを展開し、nls11.exeをダブルクリックします。
- ユーザーアカウント制御ダイアログが表示されるので、「はい」をクリックします。
- 「無効化する」ボタンをクリックすると、ロック画面を非表示にできます。
以上です。
ロック画面を有効化する場合は、上記の手順を再度実施してください。
プログラムでやっていること
やっていることはそのままで、レジストリの
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Personalization
の
NoLockScreen
の値を書き換えているだけです。
ソースコードを公開しているので興味ある方は覗いてみてください。
NoLockScreen/Form1.cs at master · nakkaa/NoLockScreen
あとがき
需要があるかは微妙なところですが、久々の自作ソフトのお知らせでした。
初めてVisual Studio 2022を使いましたが、以前のバージョンと比べてサクサク動きますし、
GitHubとの連携機能も統合されていて、開発しやすくなったなと改めて思いました。
C#を使うとGUIを視覚的に配置、編集できるのは便利ですね。
他のなでしこで作ったフリーソフトも、徐々にC#で書き直していこうかなという気持ちになりました。
それでは、また。