先日注文していたThinkPad A285が届いたので、1ヶ月ほど触った感想やベンチマークの結果を書きます。
Twitterで見かける感想は「じゃじゃ馬」だの「ホッカイロ」だの色々言われていて、不安だったのですが思ったよりまともな筐体が届いたので驚いています。
ThinkPad A285とは
CPUに第1世代のAMD Ryzen Mobileを採用した12インチのノートパソコンです。ビックカメラの店員さん曰く、X280(CPUがIntel) と筐体が同じで姉妹機とのことでした。
X280と比べて値段は数万円安いです。ただし、バッテリーの持ちはX280より悪いです。
購入したスペック
CPU以外ほぼ最小構成です。オプションはほとんど外しました。
ただ液晶はフルHDの方が良いかもしれないと後悔してます。重量も100gほど軽くなるようですし。
外観
普通にThinkPadです。重量は約1.3kgでした。持ち運びしづらいということはなさそうです。
友人曰く、壁紙もX280と同じものらしいそうで。
中身
CPUはRyzen 5 Pro 2500Uです。ノートパソコンに4コア8スレッドのCPUが入っていることに驚きを感じます。(4コアのノートパソコンは初めて触った)
TwitterやYouTubeを見るなら余裕です。
メモリは8GBでもデュアルチャンネルでした。
ちなみにGPUで1GB占有されるため実際に使えるのは約6.8GBまでです。
SSDは128GBなサンディスク製(SD9SN8W128G1001)。リードライト共に200MB/s は出ますね。
エクセルも1秒で立ち上がりますし、オフィス用途ならば申し分ないスペックかと。
ベンチマーク
フォロワーさんからリクエストがあったので、CINEBENCH R15を実行しました。
結果はOpenGLが 38.25fps、CPUが515cb、CPU(Single Core)が127cbでした。
実行中はCPUの温度が70度超え、ファンの回るので少し心配になりました。
参考になるか怪しいですが、iMac(Core i5-7600K)でもベンチマークを取りました。
結果はOpenGLが 108.41fps、CPUが643cb、CPU(Single Core)が171cbでした。
OpenGLの性能はGPUを積んだiMacが上ですが、CPUはA285と比べると150cbの差しかなく驚きました。
感想
良い点
- 筐体はちゃんとThinkPadしている。
- トラックパッドはなかなか使いやすい。
- ユーティリティアプリによって、簡単にドライバの更新が行える。
- 値段の割にメモリ8GB、SSD搭載と十分なスペック。(安すぎて怖いくらい)
気になる点
- CPUのファン音が10秒周期くらいで回り気になる。
- バッテリー持ちが悪い(ネットサーフィンで5時間くらい)。
- ドライバの更新に失敗することがあり気持ち悪い。
まとめ
値段の割に良い機種がきて、満足しています。
ただ、ドライバの更新が毎回こけたり、OSのバージョンをアップグレードするとエラーダイアログが出たりと、使っていると気になる点が出てきます。(やっぱりじゃじゃ馬だった)
今後の更新で安定していってくれるといいのですが。
デフォルトのWindowsでも気になるところはあるので、Linuxを入れて運用している人はもっと大変でしょうね。
前にも書きましたが、携帯するサブPCにはいいかもしれません。